札幌 道央

日本屈指の透明度 支笏湖ブルー

皆さんこんにちは、どんべぇです。
北海道では大昔から火山活動が起こり、国内でも貴重なカルデラ湖が形成されてきました。洞爺湖や摩周湖といった有名な湖が数多くあります。
本日紹介するのは、カルデラ湖の中でも支笏湖ブルーと呼ばれるほどの透き通った湖です。支笏湖誕生の歴史とその魅力をお届けします。

きたログ評価

《所要時間:30分》(アクティビティなしの場合)

アクセス:★★★★★(5.0)

遭遇確率:★★★★★(5.0)

湖透明度:★★★★★(5.0)

理由:札幌から車で約1時間、新千歳空港から車で約40分と非常にアクセスがいい場所です。

1年を通していつでも訪れることができます。また、春夏秋冬それぞれ違った姿を楽しむことができますので、行くたびに違った景色を楽しむことができます。

また支笏湖は、「支笏湖ブルー」の代名詞が付くほど透明度の高い湖です。

神秘の泉を眺めながら様々なアクティビティができるのも楽しみの一つです。

支笏湖はココ!



札幌から車で約1時間

新千歳空港から車で約45分

広大な北海道移動はレンタカーがおすすめ


カルデラ湖「支笏湖」って何?


支笏湖のカルデラは、約4万年前の火山活動によって形成されました。

what’s カルデラ?
カルデラは、火山噴火に伴いできる陥没地形のことを言います。
火山の地下にある大量のマグマが一気に噴火すると、マグマ溜まりがあった場所に空洞ができます。その空洞が崩落して、出来上がった地形をカルデラと呼びます。
長い年月をかけて支笏カルデラに水が溜まり、現在の支笏湖が誕生しました。

手前が恵庭岳、奥に見えるのが風不死岳と樽前山

支笏湖ができた当時、湖の形は円形だったそうです。しかし、カルデラ形成後に写真手前の恵庭岳、奥に見える風不死岳、樽前山が次々と火山活動を開始したことで、現在のひょうたん型へと移り変っていきました。

また支笏湖は、貧栄養湖でありプランクトンもあまり生息していないことから日本屈指の透明度を誇る湖です。その透明度から支笏湖ブルーとの呼び名がつきました。

絶対にやりたいアクティビティ4選


アヒルボートでのんびり湖でゆれることもできます

支笏湖ブルーの美しさと自然環境があるからこそできるアクティビティ支笏湖にはたくさんあります。

季節ごとに楽しめるアクティブ4選をご紹介いたします。

  • フライングカヌー

実施期間:4月1日~11月3日

透き通った湖の上で、まるで宙に浮いているかのような支笏湖ブルーを体感できます。

支笏湖ブルーだからこそなせる技ですね。

冬はウィンターカヌーや期間限定のナイトカヌーも実施できます。

  • ブルーダイビング

実施期間:4月〜10月

支笏湖に生息している支笏湖チップ(ヒメマス)に会えるかも?

またダイビングはしたことがないという方のために、体験ダイビングもあります。

  • フィッシング

実施期間:6月1日~10月31日までの毎日

支笏湖チップ(ヒメマス)やニジマス、アメマスなどを釣ることができます。

  • 支笏湖アイスウォーキング(冬季限定)

実施期間:1月~3月中旬※氷が張っている日のみ催行

支笏湖は不凍湖であり、湖全体が凍ることはありませんが、北海道の冬そして支笏湖ならではのアクティビティです。

濡れないウェットスーツを着るので寒さもほとんど感じません。

他にもトレッキングツアーやサイクリングインなどたくさんのアクティビティを楽しむことができます。

詳細は、一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会が運用しているサイト

LAKE SHIKOTSU」をご覧ください。

他のアクティビティはこちら

道内現存最古の鋼橋 「山線(やません)鉄橋」にも注目


一際目を引く赤い鉄橋

支笏湖湖畔園地にたどり着くと一際目立つ赤い橋が山線鉄橋です。

数々の認定を受けている北海道を代表する遺産です。

1999年 千歳市有形文化財

2007年 経済産業省近代産業遺産群33

2018年 選奨士木遺産認定

当時のイギリスでは一般的だった、鋼材を”X”に掛け合わせることで負荷を軽減させる「ダブルワーレントラス」が用いられています。この特徴を持つ鋼橋は北海道では唯一の橋です。

1899年から北海道官設道上川線の砂川妹背牛間にかけられていましたが、設計荷重に耐えれなくなり掛け替えられてしまいました。また、その後は、王子製紙の専用鉄道の橋にかけられ、現在の支笏湖に移りました。

様々な歴史をもつ山線鉄橋です。支笏湖を訪れた際は、鉄橋にもご注目ください。

支笏湖温泉で贅沢なひと時を過ごしませんか?

絶景写真の撮り方


撮影時期:年中

年中撮影できます。今回は秋色に染まった支笏湖を撮影してみました。

冬の雪景色や春の新緑など季節ごとに違った顔が見れるので、訪れたタイミングで撮影してみてください。

時間帯:午前中

午前中の撮影をおすすめします。理由は、午後は逆光が強いため、暗い写真になりやすいからです。

今回の写真は午後3時頃に撮影しましたが、紅葉の葉に太陽を上手く隠すことで光を調整しています。

撮影場所:湖畔園地

紅葉の木の下から、広角レンズで撮影しました。

紅葉の葉をフレームに、支笏湖、山線鉄橋と風不死岳を全て組み込んだ欲張り構図です。

ゆっくりと湖畔を眺めながら、散歩や温泉にゆっくり浸かるのも良し。
カヌーやダイビングなどのアクティビティを楽しむのも良し。
支笏湖ブルーの魅力を存分に体感してみてはいかがでしょうか。

支笏湖湖畔園地 詳細情報

住所 〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉
料金 無料
営業時間 9:00~17:30(4月~11月) 9:30~16:30(12月~3月)
駐車場 有り(乗用車500円)/冬期間(12月1日~翌年3月31日)無料開放
関連リンク https://www.welcome-to-chitose.jp/attractive/shikotsu.html

 

全国転勤営業で27歳の初赴任から北海道に移住しています。
函館市3年、札幌市2年で初めは環境の違いに慣れることで精一杯でしたが、今や北海道に魅せれらた男です。
5年間自分の足で様々な場所へ行き、感じたままの広大な北の大地を発信しています。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial