みなさんこんにちは。どんべぇです。
本州よりも約1カ月遅れて咲く、北海道の桜をご紹介します。
中でも、「日本の道100選」「さくら名所100選」「北海道遺産」に認定されている静内二十間道路桜並木についてご紹介します。
二十間道路がある新ひだか町はどんな町?
新ひだか町は平成18年に静内町と三石町が合併して誕生した、雄大な日高山脈と太平洋を望む自然が豊かな町です。また、日高は日本一の競走馬の産地でもあります。
北海道の牧場と言えば、羊や牛をイメージする方も多いかもしれませんが、ここ新ひだか町では、あちこちに馬牧場を見ることができます。
二十間道路の桜並木
直線7キロに渡って咲き誇る、2000本を超えるエゾヤマザクラが北海道の春の訪れを知らせてくれます。
二十間の由来は、この地にあった宮内省の御料牧場を視察する皇族の行幸道路として造成されたのが始まりと言われ、1916年から3年間の歳月をかけてエゾヤマザクラなどが移植されました。その際に左右の道幅が丁度二十間(約36メートル)だったことから二十間道路と呼ばれるようになりました。
二十間道路の桜は、多くが50年以上、中には100年以上の老木もあります。エゾヤマザクラが中心ですが、ミヤマザクラやカスミサクラといった少し珍しい桜も混ざっています。
また道路脇には放牧場もあり、桜と馬を同時に眺めることができるスポットでもあります。
100年以上も地域の人たちから大切に育て上げられてきた桜並木には、息を呑む感動が待ち受けています。
実際に行ってみて
私が行った際は、丁度8部咲きくらいでした。
年々開花の速度は早まっているようですが、この時は2022年4月29日の写真です。
ゴールデンウイーク初日ということもあり多くの人が訪れていました。
道は渋滞になる程は混んでいませんでしたが、駐車場は臨時のものも含めて7~8割埋まっている様子です。満開だともう少し混み合うかもしれません。
春の訪れを知らせてくれる新ひだか町の二十間道路桜並木をご紹介しました。また今年は、3年ぶりの桜祭りが開催され、特産品や地物を使った露店が出されます。是非北海道の桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒056-0144 北海道日高郡新ひだか町静内田原 |
アクセス | 札幌駅から車で約2時間、旧JR静内駅から車15分 |
URL | https://shinhidaka.hokkai.jp/kankoukyoukai/nizyukken/douro.html |
料金 | 無料 |
駐車場 | 300台 無料駐車帯他、まつり期間中臨時駐車場設置 |