旭川 道北

Apple社が採用した神秘の「青い池」

皆さんこんにちは。どんべぇです。
Appleがパソコンの壁紙に採用したことで有名になった「青い池」をご紹介します。幻想的な美瑛ブルーを是非ご覧ください。

どんべぇ辞典

《所要時間:30分》

アクセス :★★★★★(5.0)

遭遇率  :★★★★★(5.0)

美瑛ブルー:★★★★★(5.0)

理由:旭川から車で約1時間、札幌からでも約2時間半で到着するためアクセスは非常にいいです。

道道966号線は別名「白樺街道」と呼ばれ、1926年の十勝岳噴火泥流跡に自生した白樺が約4kmにわたって続いています。両サイドに白樺並木があり青い池に向かう道中も気持ちが高まります。

青い池は駐車場が整備されていますので、年中いつでも訪れることができます。

春夏秋冬その時しか見ることができない景色に、何度も足を運びたくなってしまいます。

美瑛ブルーの名が付けられるほどの美しさを是非体感してみてください。

青い池はココ!美瑛町


《アクセス》

旭川から車で約1時間

札幌から車で約2時間半

青い池の誕生秘話


実は、人工的に作られた池が青い池の正体だったことをご存知でしょうか。

青い池の誕生は、過去に大噴火を繰り返してきた十勝岳が原因でした。

1983年頃から再び噴気活動を始めた十勝岳ですが、1988年12月についに十勝岳が噴火しました。噴火による火山灰などの蓄積物から火山泥流災害を防ぐために、美瑛川にいくつかの堰堤(ダム)が作られました。

その堰堤の一つに水が溜まったものが、多くの人々を魅了する「青い池」へと変貌したそうです。

美瑛ブルーと呼ばれる由縁


日本各地にダムはありますが、青い池のような神秘的なブルーではありません。

ではなぜ青い池だけ美瑛ブルーと呼ばれる色になったのでしょうか。

少しだけ化学的な話をしますのでお付き合いください。

青い池付近の湧水には水酸化アルミニウムなどの主に白色系の微粒子が含まれています。

この微粒子と美瑛川の水が混ざることによって、コロイド(微粒子が水に散らばっている状態)というものが形成されます。

太陽光が差し込み、光がコロイドに衝突することで光が錯乱され、幻想的なブルーとして人々の目に届いています。

簡単に言うと、青い池に含まれる物質に光が反射して青く見えると言うことです。

奇跡的な条件が整い誕生したのが「青い池」正体だったのです。

四季折々の顔をご紹介


青い池は、四季折々の顔を持っています。

融け水が多く流れ込む春は、少しグリーンブルー(緑色)に、初夏はライトブルーに見える日も多いそうです。

また、日照りの具合や太陽の位置によっても常に色は変わって行きます。

今その瞬間しか見ることができない神秘の美瑛ブルーをお楽しみください。

7月中旬
10月上旬
11月下旬:徐々に凍りつく

冬季は期間限定のライトアップも開催されています。

こちらの記事もご参考にしてください。

絶景写真の撮影方法


9月中旬に午後撮影

撮影場所:青い池遊歩道

青い池では遊歩道が整備されています。見る角度によってカラマツの見え方が変わりますので、自分の好きな場所で撮影しましょう。

参考までに、こちらは遊歩道入り口の柵前から撮影しています。

撮影時期:年中

季節ごとに見える景色が変わります。その瞬間でしか見ることができない景色を楽しみましょう。

冬季11月下旬から3月頃までは池が氷雪が積もってしまいますのでご注意ください。

撮影タイミングいつでも

遊歩道が整備されているので、太陽反射の少ない方角から撮影しましょう。

風がない日は青い池にカラマツが反射してより幻想的な写真を撮影することができます。

併せて行きたい!白ひげの滝


青い池に行った際は、是非一緒に寄ってほしいスポットがあります。

車で5分ほどの距離なので、時間があれば是非併せて訪れてみて下さい。

青い池 詳細情報


住所 〒071-0235 上川郡美瑛町白金
料金 無料
営業時間 5月~10月 AM 7:00~PM 7:00/11月~4月 AM 8:00~PM 9:30
駐車場 有り(乗用車500円)
参考リンク https://www.biei-hokkaido.jp/ja/sightseeing/shirogane-blue-pond/

北海道観光地でも、特に有名な名所の青い池は如何でしたでしょうか。
人工的にできた池がこれほど美しい景色へと変貌するとは驚きです。
ぜひ、その一瞬でしか見せてくれない風景をお楽しみください。

全国転勤営業で27歳の初赴任から北海道に移住しています。
函館市3年、札幌市2年で初めは環境の違いに慣れることで精一杯でしたが、今や北海道に魅せれらた男です。
5年間自分の足で様々な場所へ行き、感じたままの広大な北の大地を発信しています。

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