旭川 道央

雲上の楽園 黒岳から望む層雲峡

皆さん、こんにちは。
北海道の中央に位置する大雪山系の一つ「黒岳」。
標高1984mの黒岳麓から眺める紅葉をご紹介します。

きたログ評価

《所要時間:90分》(登山をしない場合)

アクセス:★★★★☆

遭遇率 :★★★★☆

絶景度 :★★★★★

理由

旭川から車で約1時間程度、札幌からも車で3時間有れば到着しますので、比較的アクセスは良好です。

黒岳山頂を目指そうと思うと、登山装備も必要で少し大変ですが、ロープウェイとリフトで7合目までは楽に登ることができます。

層雲峡温泉街の中心からロープウェイが出ているため、登山の後に温泉で、疲れた身体を癒すことができるのも特徴です。

紅葉の時期は、山頂からゆっくりと麓まで紅葉が進んでいくので、比較的長期にわたって紅葉を楽しむことができます。ベストタイミングは例年10月初旬頃です。

大雪山が生み出した見事な地形からなる紅葉を黒岳から眺める絶景は最高の瞬間です。

黒岳ロープウェイはココ!東川町


《アクセス》

札幌から車で約3時間

旭川から車(バス)で約1時間半

広大な北海道移動はレンタカーがおすすめ


紅葉の名所 層雲峡


北海道上川町に位置する層雲峡は、日本最大面積約23万hpaという広大な大雪山国立公園に位置しています。 

石狩川を挟み高さ200m前後の柱状節理の断崖を間近に見ることができるのが特徴です。

約3万年前に起こった大雪山の噴火により発生した火砕流や熱雲が冷え固まる過程で堆積を収縮させ四角形や六方称形となりました。さらに一万年以上かけ、石狩川による侵食を受け今の層雲峡が出来上がりました。

大雪山が生み出した地形は、あちこちで見ることができます。有名なスポットの一つが「大函(おおばこ)」です。

年月をかけ生み出された地形から芽生えた木々たちが魅せる彩り豊かな景色は、思わず息を呑んでしまいます。

大雪山系「黒岳」


北海道の中央高地と呼ばれる大雪山の山々。その一つが標高1984mの秀峰「黒岳」です。

アイヌ語で昔から「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)と呼ばれ、まさに名前の通り壮大な大自然を感じることができるスポットです。

黒岳ロープウェイは大雪山の玄関口として、今から50年以上も前の1967年6月27日に開業しました。

標高1300mの5合目までは、ロープウェイ。さらに標高1520mの7合目までは黒岳リフトで簡単に登ることができます。

5合目 黒岳駅展望台からは針葉樹林が生み出す黄金色の層雲峡を一望することができます。

また、7合目を目指すリフトからは、雄大な黒岳を眺めながら移動を楽しむことができます。

黒岳を満喫した後は、層雲峡温泉でゆっくりと身体を休めましょう


絶景写真ポイント


Canon EOS 70D/CanonEF-S 55-55-250mm f4-5.6 IS STM

時期:9月下旬~10月上旬

黒岳の標高が高いため、どの位置の紅葉をみたいかによってタイミングが異なります。7合目の黒岳山頂あたりで見るなら9月下旬頃、5合目から層雲峡全体が黄色く染まる姿を見るなら10月1週目頃でしょうか。

時間帯:午後4時頃

日の出時間帯は、黒岳からロープウェイに向かって陽が上るので、午前中は層雲峡温泉側が逆光になります。逆に夕方になると黒岳の後ろに太陽が沈んでいくので、どんな写真を撮りたいかイメージに合わせて登ることをおすすめします。

今回の写真は、午後4時頃の黒岳に沈む太陽を利用し、黒岳のシルエットを際立たせました。

撮影場場所:7合目を目指すリフト

逆光が強く真っ黒な写真になってしまうので、背の高い木を利用しながら撮影しましょう。木漏れ日程度の柔らかい光が丁度よく黒岳を映し出してくれます。

神々の遊ぶ庭 黒岳から眺める紅葉をご紹介しました。
標高は高いですが、ロープウェイのおかげで誰でも気軽に絶景を楽しむことができるスポットです。アクセスも車があればそこまで悪くないので、是非紅葉のタイミングに合わせて登ってみてはいかがでしょうか。

全国転勤営業で27歳の初赴任から北海道に移住しています。
函館市3年、札幌市2年で初めは環境の違いに慣れることで精一杯でしたが、今や北海道に魅せれらた男です。
5年間自分の足で様々な場所へ行き、感じたままの広大な北の大地を発信しています。

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