道央

色葉散る ニセコの秘境「神仙沼」

皆さんこんにちは。
共和町の奥地には、神、仙人が住まう秘境があるのをご存知ですか。
本当に仙人が住んでいるかのような秘境「 神仙沼」。
緑生い茂る夏の時期とはまた一味違った、秋の時期しか見られない神秘の湿原ツアーにご招待します。

きたログ評価

《所要時間:70分》

アクセス:★★★☆☆

遭遇率 :★★★★☆

絶景度 :★★★★★

理由:共和町の山奥 道道66号線の山頂辺りに位置している神仙沼。札幌から車で約2時間、さらに木道を20分ほど歩きます。

紅葉時期の土日は、駐車場が満車のため停車するまでに1時間ほど待つことがありますのでご注意ください。

紅葉ピークで遭遇できる日がごく僅かしかないため、土日など休みの日に合わすとちょっと遅かったかな。となってしまうことも。

木道を抜けると急にあたり一面に、息を呑むほど美しい神秘的な湿原が広がります。この景色は是非一度見ていただきた絶景です。

神仙沼はココ!共和町


  • 札幌から車で約2時間
  • 新千歳空港から車で約2時間
  • 函館から車で約3時間

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ニセコの秘境 神仙沼


神仙沼は、ニセコ連峰の中央、標高750m以上に位置し、このエリアに点在する地沼の中でも最も大きく美しいと言われています。

詳細は夏の神仙沼記事にまとめていますので、是非こちらもご覧ください。

神仙沼散策装備~秋編~


神仙沼木道入り口

特に必要な装備はありません。

  • 防寒着
  • スニーカー
  • クマ避けスズ(あれば)

天気がいいと気温は20度を下回る程度ですが、風が強いことが多々あります。

防寒対策はしっかりとしていきましょう。

神仙沼までの木道は、整備されているのでスニーカーでも十分対応できます。

紅葉シーズンは人も多いので、クマと遭遇する確率も低いでしょうが、念を入れて準備しておくと安心です。

木道を進む

ただし、神仙沼のその先、ニセコアンヌプリ等登山までしたいという方は、万全に登山装備を組んでください。

ちょっと寄道 ひょうたん長沼とチセヌプリ


神仙沼へ向かう道中で、看板に出合います。

⬅︎神仙沼330m|長沼600m➡︎

看板の分岐を右に進むと、木道から砂利道へ変わり約15分、ひょうたん型の長沼が現れます。

先ほど神仙沼とは異なり、ゴロゴロとした大きな岩や流木が立ち並ぶひょうたん型の長沼。

霧が立ち込めることが多く、全景を観れることは珍しいそうです。

長沼の背後には、標高1135mのチセヌプリが聳え立ち、神仙沼とはまた違った神秘的な秘境と出会うことができます。

もう少しエリアを散策してみたいという方は、是非長沼の方にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

神仙沼の後は、秘境で汗流し


神仙沼から車で10分の場所には、湯本温泉郷の「雪秩父」(ゆきちちぶ)があります。

日帰り温泉:雪秩父(単純硫黄温泉)

また近くにはニセコ温泉があります。美味しいご飯と温泉で疲れた体を癒したいですね。

絶景写真の撮り方


Canon EOS 70D/EF-S10-18mm f4.5-5.6IS STM

撮影時期:10月上旬(第1週目)

10月20日前後~4月20日前後までは積雪の影響で通行止め。

2022年は10月4日頃に見ごろを迎えました。

撮影場所:池塘あたりの木道

神仙沼からの帰路の途中、池塘を背に湿原とチセヌプリを主題に撮影します。

撮影タイミング:夕方(日中でも太陽が隠れていれば)

この方角は逆光になりやすくタイミングが少し難しいです。

今回は13時頃で逆光でしたが、丁度分厚い雲に太陽が隠れたので光が弱まりダークでカッコ良く仕上げることができました。青空のもとでも日差しが強すぎなければ綺麗に撮影できると思いますので、是非この位置からの撮影にもチャレンジしてみてください。

初めて発見した下田豊松らが「神、仙人の住まうところ」と感動したことから名付けられた神仙沼。その名の通りの神秘的な湿原世界を体験することができます。
秋の紅葉時期しか見ることができない景色を是非お楽しみください。

全国転勤営業で27歳の初赴任から北海道に移住しています。
函館市3年、札幌市2年で初めは環境の違いに慣れることで精一杯でしたが、今や北海道に魅せれらた男です。
5年間自分の足で様々な場所へ行き、感じたままの広大な北の大地を発信しています。

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