皆さんこんにちは。
屈斜路湖の日の出を見るために朝4時起きで撮影に行ってきました。
日本一のカルデラ湖が魅せる絶景をご紹介いたします。
きたログ評価
《所要時間:60分》
アクセス :★★★☆☆
絶景度 :★★★★★
雲海スポット:★★★★★
理由:一番近い空港は女満別空港から車で45分ほどです。もし日の出や雲海を見に行く際は、近隣に宿泊するか夜中に出発して向かう必要があります。
美幌峠で見ることができる眼下収まりきらないほどのパノラマ風景は、言葉を失うほどの美しさがあります。
また、屈斜路湖は雲海が発生するための条件が揃った湖です。
夏季シーズンでは発生率60%を超えることも、冬季でも条件が整えば発生します。
あたり一面埋め尽くす雲海と真っ赤に空を染めながら現れる日の出は、死ぬまでに一度はみたい北海道の絶景です。
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屈斜路湖はココ!弟子屈町
《アクセス》
女満別空港から車で約45分
釧路空港から車で約2時間
帯広から車で約3時間
国内最大のカルデラ湖「屈斜路湖」とは
屈斜路湖は、東西約26km、南北約20kmの日本最大のカルデラ湖です。
冬季は、全面凍結する淡水湖としても国内最大の面積を誇ります。
中央にある島も、面積5.7㎢、周囲12kmあり湖中の島としては日本最大です。
屈斜路湖誕生の秘話
屈斜路湖の誕生は今から3万年も昔の話です。
今から1000万年以上も昔、阿寒知床付近一帯はまだ海でした。
その後ゆっくりと隆起し、大地が形成されて行きます。
この地域は行く地下の火山が連なった地域で、大噴火が繰り返されました。
そして3万年前、3万年前に屈斜路カルデラが形成されました。
当初は現在の2倍以上の大きさかつ、円形の形をしたカルデラ湖でしたが、その後の噴火活動によって硫黄山、摩周火山などが形成されて現在の形へと変わって行きました。
雲海発生率60%?
屈斜路湖は、雲海の発生条件が好条件で整っているスポットです。
最も発生するのは夏で、発生確率60%を超える月もあります。
夏は「移流霧(いりゅうぎり)」:
暖かく湿った空気が、水温の低い海上に移動した際に、下から冷やされて発生する霧です。
屈斜路湖では、釧路沖で発生した移流霧が、釧路川を登りながら屈斜路湖にたどり着きます。外輪山に囲まれ逃げ場を無くしたものが雲海として現れます。
冬は「気嵐(けあらし)」:
放射冷却により、内陸や山地で冷やされた空気が暖かい海面上に流れ込むと、水蒸気の急激な蒸発により霧が発生します。
雲海が発生する条件は様々ですが、屈斜路湖では条件が重なり高確率で発生します。
また、美幌峠は標高525mに位置し、屈斜路湖との高低差があるからこそ、あたり一面が雲海に覆われてる絶景を見ることができます。
雲海の発生状況はこちらのサイト(週末探検家)でも確認できます。
冷え身体を癒す川湯温泉
美幌峠展望台から車で35分ほどの距離にあります。
川湯温泉は、日本でも数少ない火山性特有の泉質で、お湯は
1週間もあれば五寸釘を溶かしてしまうほどの強酸性のお湯で高い殺菌効果と美肌効果が多くの人を虜にします。
私も温泉を飲んだことがありますが、お酢よりもかなり酸っぱい味で驚きました。
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絶景写真の撮り方
撮影場所:美幌峠展望台
参考までに私が撮影した場所を記しています。
展望台は先端まで行きことができますので屈斜路湖日の出位置と屈斜路湖のバランスがいい場所を探しましょう。
撮影時期:年中
年間通して撮影できるスポットです。
雲海が発生しやすい時期は7~8月の夏季です。冬でも条件が整えば見ることはできますが、氷点下10度の世界で待機しますので寒さ対策を万全にして行きましょう。
撮影タイミング:日の出
遅くても日の出30分前から準備して、撮影場所とカメラ設定を調整したいです。
今回の写真は日の出を狙いましたがら、もちろん日中でも撮影できますよ。
美幌峠展望台 詳細情報
住所 | 〒088-3341 北海道川上郡弟子屈町屈斜路 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 道の駅(9:00~18:00、冬季11月〜4月下旬9:00~17:00) |
駐車場 | 有り(無料) |
参考リンク | https://bihoropass.jp |
日本最大のカルデラ湖が魅せる絶景はいかがでしたでしょうか。
中々難しいかもしれませんが、日の出と雲海は是非一度見に行ってほしい絶景です。