みなさんこんにちは。
一直線に並ぶ電車を見たことはありますでしょうか。実はこのオトンルイ風力発電は、終わりの日が近づいてきています。
道北を訪れた際は是非一度見ていただきたい圧巻の景色をご紹介します。
きたログ評価★★★★★(5.0)
《所要時間:約15分》
アクセス :★★★☆☆(3.0)
タイミング :★★★☆☆(3.0)
風車の迫力 :★★★★★(5.0)
アクセス:オトンルイ風力発電所は、天塩郡幌延町に設置されています。ドライバーの聖地とも言われるオロロンライン232号線の終点です。
稚内からは車で1時間程度ですが、多くの方は留萌(るもい)市からオロロンラインを通って訪れることが多いのではないでしょうか。
オロロンラインから稚内を目指す際は、是非寄ってほしいスポットです。
タイミング:実はオトンルイ風力発電は2025年3月までの稼働と決まっております。その後は解体されてしまうため、2度とこの絶景を見ることができなくなってしまうのです。
風車の迫力:写真で見ると中々その大きさが伝わらないのですが、オトンルイの風車は高さおよそ100mを誇ります。近くで見ると仰け反ってしまうほどの圧巻の風車です。
オトンルイ風力発電はココ!幌延町
《アクセス》
札幌から車で約4時間(270km)
旭川から車で約3時間(195km)
稚内から車で約1時間(58km)
JR宗谷本線 下沼駅から約14km
オトンルイ風力発電所に行くにはレンタカーがオススメ!
留萌市から日本海を眺めながら真っ直ぐ約120km走っているのがオロロンラインです。オトンルイ風力発電所へ向かう際は、日本海の風を受けながらのんびりドライブするととても気持ちがいいです。
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私も北海道旅行を計画する際は、まずはSkyticketからレンタカーを予約します。
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オトンルイ風力発電
「オトンルイ」という聞きなれない言葉がありますが、実はこれアイヌ語で「浜にある道」という意味があります。
周りには見渡す限りの平野が広がっており、日本海からの風を受けながら静かに力強く回ります。
北海道の西側と、青森から秋田にかけては年間を通じて安定した電気を作るのに充分な風が吹いています。
その風を利用しようと2000年に造られたのがオトンルイ風力発電所です。
- 風車一基の高さ:約100m
- 風車の数:全28基
- 直線距離:南北に3.1km
- 総出力:21,000キロワット
2025年に解体される!?
実はオトンルイ風力発電所は2023年4月から解体される予定でしたが、幸いな事に2年の延長が決まりました。
では一体何故解体されてしまうのでしょうか。理由は、豊富な風に恵まれた幌延町の風力発電所の継続的な運用を目指すためです。環境負荷のより小さな風力発電を推進していくため、現在の基よりも小さいかつ、少ない風車が設置されます。
この景色を見ることができる残された僅かな時間です。是非道北を訪れる際は、オトンルイ風力発電所も行き先に加えてみてはいかかでしょうか。
稚内で宿泊するなら早めのホテル予約を!
オトンルイ風力発電所を見に行く際に、拠点にするであろう日本最北端の稚内市。
宿泊先がそれほど多くないこともありますので、早めの予約をお勧めしています。
旅行サイトはたくさんありますが、下記にもリンクを貼っていますのでよかったらご参照ください。
絶景写真の撮影方法
撮影場所:地図参照
オトンルイ風力発電所の撮影ポイントは悩みました。私が撮影したポイントを2つ紹介します。
《スポット①》オトンルイ風力発電所手前
オロロンラインから少し小道に入ったこの位置からは、次のような写真が撮れます。
電線が入らないかつ、できるだけ大迫力に多くの風車を一枚に押させることができるスポとです。
《スポット②》
風車を正面から切り抜ける場所はないかとGoogleマップで探して見つけた場所です。
夕暮れ時で、ちょうど麦稈ロールも転がっていて最高の一枚を撮影することができました。
撮影時期:年中
夏は青空の下に立ち並ぶオトンルイを、
冬は利尻富士が雪化粧をしますので、大迫力な写真を一緒に撮ることができます。
一年を通していつでも撮影ができるので、その瞬間しか撮ることができないベストを狙いましょう。
撮影タイミング:
こちらも一日を通していつでも撮影できます。
天気が良い日は、日本海側に利尻富士が現れるので、その構図を狙うのもおすすめです。
また、夕方になると赤く染まった夕日とともに撮影できるので、訪れたタイミングのベストを狙うのがいいでしょう。
北海道の気候と大地があるからこそ完成したオトンルイの風力発電所はいかがでしたか。2025年まで残すところあとわずかですので、機会があれば是非訪れてみてください。
住所 | 〒098-3227 北海道天塩郡幌延町浜里 |
料金 | 無料 |
駐車場 | サロベツ原野 駐車公園(無料) |
営業時間 | 24時間 |