皆さんこんにちは。
北海道にも富士山があるのをご存知ですか。蝦夷富士(えぞふじ)とも称される北海道を象徴する山のご紹介です。
きたログ評価
《所要時間:5日》(羊蹄山スポットを周る場合)
アクセス:★★★★★
遭遇率 :★★★★☆
絶景度 :★★★★★
理由:
火口底中央の一点が喜茂別町、京極町、倶知安町、真狩村、ニセコ町の境に位置し、様々なスポットから絶景を楽しむことができます。
春夏秋冬どの季節でも楽しむことができますが、雲がかかることが多く綺麗な姿を見ることができるかはその日の天気次第です。
どの時期でも、富士山の名にふさわしい雄大な姿を見せてくれますが、中でも冠雪した姿は蝦夷富士の名の通りの美しさです。
今日の絶景は、羊蹄山を囲む町
札幌から車で約2時間
新千歳空港から車で約2時間
函館から車で約3時間
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蝦夷富士こと「羊蹄山」
標高1898mの羊蹄山(ようていざん)は、正式名称を「後方羊蹄山(しりべしやま)」と呼び、北海道を代表するだけでなく、日本百名山の1つとしても有名です。
ほぼ完全で美しい円錐形であり、富士山にも似た容姿から、蝦夷富士(えぞふじ)の名で愛されています。
北海道の山々は、大雪山系や日高山脈がありますがそれを除けば、道内で最も高い山となります。
なぜ、羊蹄山は美しいのか?
羊蹄山の美しさは、綺麗な円錐形であることはもちろんですが、この円錐形を遮るものが周りに何もないこと美しさの秘訣だと思っています。
それに加えて、季節ごとに見せる表情の変化だけでなく、
5つの町それぞれの個性と融合しながら生み出す景色の違いが、絶景を生み出しています。
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今日の絶景スポットはここ
羊蹄山の各街ごとに特色ある絶対写真が撮影できます。
①喜茂別町
望遠レンズでダイナミックに撮影。
撮影場所:喜茂別町相川ビューポイントパーキング(札幌から車で約1時間30分)
信号のない道路横ですので、車には気をつけてください。※トラックも良く走っています。
車道に出ずとも雄大な羊蹄山を撮影することができます。
撮影時期:年中(写真は5月中旬)
雪解けが始まる4月頃から5月末までは、山の峰に積もった雪が綺麗なコントラストを生み出してくれます。
時間帯:午前中~昼過ぎまで
空が青空だと、雪の白と新緑の綺麗色合いを見ることができます。
夕方になると逆光になる時間帯があるのでできればその前をおすすめします。
②京極町
撮影場所:望洋の丘(札幌から車で約1時間30分)
撮影時期:5月中旬
このスポットは一本桜有名です。
雪解けの羊蹄山と桜が、北海道の長い冬の終わりと春の訪れを告げてくれる芸術的なスポットです。
時間帯:午前から昼過ぎ
夕方になると逆光になり、せっかくの桜が真っ黒になりやすくなります。夕暮れに染まる羊蹄山ももちろん絶景ですが、撮りたい写真を狙っていきましょう。
③真狩村(札幌から車で約2時間)
撮影場所:真狩村230号線
道路の真ん中から望遠レンズで撮影。羊蹄山をダイナミックに切り取ります。
車通りは少ないですが、迷惑にならないよう気をつけて撮影しましょう。
撮影時期:年中(写真は5月中旬)
雪解けが始まる4月頃から5月末までは、山の峰に積もった雪が綺麗なコントラストを生み出してくれます。
時間帯:いつでも(特に夕方は赤富士)
何時でも綺麗に撮影することができます。
夕日に照らされ羊蹄山が真赤に染まる「赤富士」も有名です。
④ニセコ町
広角レンズで手前の木をアクセントに撮影
撮影場所:高橋ミルク牧場(札幌から車で約2時間)
撮影時期:10月中旬
年中を通して綺麗に見ることができますが、10月中旬に敷地内にあるコキアが真っ赤に染まります。
タイミングが良ければ、羊蹄山の初冠雪も同時に見ることがで来ます。
時間帯:昼過ぎから夕方まで
午前中は丁度逆光になります。コキアと一緒に撮影しようとすると真白な写真になりやすいので避けた方がいいでしょう。
ニセコ温泉でゆっくりと北海道を周るのもおすすめです
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本家の富士山にも負けない絶景の数々を生み出してくれる羊蹄山はいかがでしたか。
今回ご紹介したのは、羊蹄山が見せてくれる絶景のほんの一部です。
随時更新していきますので、定期的に是非ご覧ください。