皆さんこんにちは。
初めは北海道内の移動で飛行機を使うことに驚きを隠せませんでした。
そんな北海道ですが、空からみることができる特別な景色があるのをご存知ですか。
本日ご紹介するのは札幌と函館を繋ぐ空の道。驚きの絶景へご招待します。
きたログ評価
《フライト時間:40分》
遭遇率:★★★☆☆(4.0)
交通費:★☆☆☆☆(1.0)
絶景度:★★★★★(5.0)
理由:飛行機の窓から見る景色ですが、正直見れるかは運要素が大きいです。
私は仕事の関係で定期的に飛行機に乗る機会がありましたが、確率的には30%くらいで遭遇することができます。特に冬は気候の影響が大きく、確率が下がります。
飛行機なので片道でも料金は高いです。通常料金で片道17,400円ほど。
さらには、天候による影響がかなり大きいのが難点です。せっかく旅行計画を立てても、いざ当日、雲に覆われて何も見えない。霧がかかって見通しが悪いなんてことも全然あり得ます。
今日は天気が良いから飛行機に乗ろう!と言えるほど、お値段もお手頃ではありませんので、乗る機会があれば窓側を絶対に抑えたいところです。
空からしか見ることができない景色は、一度は見たい絶景間違いありません。
本日はそんな絶景をご紹介します。もし飛行機で移動する際はこの記事をご参考にしてみて下さい。
北海道を繋ぐ空の道 HACとは?
JALグループの地域航空会社 「北海道エアシステム」通称HAC(ハック)Hokkaido A ir Systemが北海道の主要都市で運行しています。
HACの本拠地 丘珠空港
北海道の玄関口と言えば、「新千歳空港」が有名ですね。
ところがHACは現在、新千歳空港からの発着はありません。
HACの主要空港は、札幌市内にある「丘珠空港」なのです。
聞いたことがない方が殆どではないでしょうか。かく言う私も、北海道に移住するまで存在自体知りませんでした。
丘珠空港は、もともと陸上自衛隊の専用飛行場として利用されていましたが1961年から公共用飛行場として利用されています。
運行路線(2022年11月現在)
◎丘珠空港から→6路線
函館空港、利尻空港、奥尻空港、女満別空港、釧路空港、三沢空港(青森県)
◎函館空港から→2路線
奥尻空港、丘珠空港
本記事では丘珠空港と函館空港発着の便を取り上げていますが、他にも道内の主要都市を結んでくれています。
△利用上の注意!
- 新千歳空港と間違えないように
新千歳空港と丘珠空港は全く場所が異なります。車で約1時間ほどの距離がありますので、間違ったら飛行機に間に合いません。
丘珠空港は札幌市内、新千歳空港は千歳市にありますので間違えないようにしましょう。
- 風と雪に弱い
遅延や運休になることが意外と多いです。
北海道の宿命でもありますが、大雪で除雪が追いつかないため、着陸できないことも多々あります。大型低気圧や悪天候時には頻繁に運行状況を確認しましょう。
- 機体が揺れる
小型のプロペラ機のため、気流の影響で機体が揺れるがあります。
揺れても安全性には問題ありませんが、初めてだと少し怖いかもしれません。
私も最初は手に汗を握りました。また、酔いやすい方は酔い止めがあると安心です。
HACから見る北海道の絶景
丘珠空港→函館空港までの航路(函館→丘珠の航路はこの反対)
進行方向右側では、
羊蹄山、洞爺湖、駒ヶ岳、恵山、函館山などをみることができます。
進行方向左側では、
支笏湖、倶多楽湖をそれぞれ見ることができます。
一回で全てを見ることはできませんが、移動も楽しめるのが醍醐味です。
最後に、天候が悪い時の、雲海写真。
夕暮れのマジックアワー、これはこれで美しいですけど、やっぱり景色が見たいですね。
絶景写真の撮影方法
撮影場所
HAC機内 進行方向右側の窓席(丘珠→函館)
やはり、羊蹄山を優先的見ていただきたいです。
撮影時期:年中(天候次第)
一番の天敵は雲です。
標高約4000m地点を飛行するため、地上が晴れていても空は雲海なんてことも多々あります。
撮影タイミング:午前中
午前中の航路をおすすめします。理由は太陽です。夕方になると進行方向右側に太陽が沈んでいくため逆光写真になりやすいためです。
逆に写真のように光が偏向して虹のような写真を取ることもできますので、タイミングに合わせて撮影してみてください。
北海道の移動は、車やバス、電車を利用することが多いかもしれませんが、航路からしか見ることができない絶景があります。
この景色を狙って飛行機に乗るのは難しいかもしれませんが、飛行機を利用する際は、窓側をおすすめします。